11S page.22ページ目は、グロッタのエピソードから。[page.1] 9/27(Part3) ここからは船旅だ。虹色の枝の手がかりがありそうな、北東を目指そう。 操縦を務めるのは、ピンクマスクのアリス。 3DS版からそうだが、口調がヤンガスっぽい。声も似ているような気がする。 船上のBGMは、DQ4や9と同じく「海図を広げて」。 普段と異なり、海ではランダムエンカウントとなる。 ルート上に上陸ポイントがあるなら、用がなくても立ち寄るとバトル回数を減らせる。 1度しか戦うことなく、目的地に上陸した。 ダーハルーネのエピソード中に、リーフはデインを習得。 勇者にのみ使用が許される攻撃呪文だ。 過去作品と同様に、雷属性は他と比べて明らかに通りがいい。 消費MP8は重いが、この時点でグループに40ダメージは相当な威力である。 最近、リーフは剣より呪文を多用している。 銀のレイピアを装備しているのだが、メラやギラでも剣のダメージを上回ることが多い。 武器で戦うなら、やはり両手剣を装備しないと威力不足か? バンデルフォン地方に上陸したら、ネルセンの宿屋に立ち寄った後 北に進んでグロッタの町を目指す。 道中で特にイベントは無い。バンデルフォン城跡があるが、今は入れず。 デンデン竜を見かける。下手に戦わない方がいいだろう。時期的に間違いなく火炎の息を使ってくる。 後衛は2発で倒されかねない。 戦うのはモンスター乗り物のビーライダーだけでよかったはずだが、この道中で3度も余計に戦った。 アイテムを探し歩く際、袋小路には注意が必要だ。 モンスターが追ってきていると、戦わざるを得なくなる。 グロッタは、歴史あるコロシアムで有名だ。街自体が大きな建物の中にできている。 「洗濯物がぬれなくてすむ」とベロニカ。これ、DQ6のアークボルトでバーバラが似たようなこと言ってたような。 ダーハルーネに続き、ここもちょうどイベントの時に来た一行。 タイミングいいといえばそうなんだが。 カミュ:オレたちは追われる身だってのに、なんか目立つことばっかしてるよな。先が思いやられるぜ・・・ ここで開催されるのは、仮面武闘会だ。 武術の腕を競うトーナメントと聞くと、DQ4を思い出す。アリーナが1人で強敵に挑む、あの大舞台を。 優勝賞品に虹色の枝が出ているとあれば、参加する他にない。 実際、いろんなところでDQ4を思い出す大会である。 ミスター・ハンやビビアン、ベロリンマンなど、当時の対戦相手が今回も登場。 サイモンは、今回は女剣士のサイデリアとして現れる。 さらに、大会中のバトルはBGMがDQ4より「栄光への戦い」になる。 大会に備え、リーフの装備を最優先で揃えるべし。 鋼の兜を作ったら、+3ができた。これはラッキーだ。 あとは鉄の鎧と盾を装備し、守備力は88。最低限これくらいは欲しい。 武器は、引き続き銀のレイピア。攻撃力68は不安しかないが・・・。 さらに、持ち物の空き枠は全て上薬草で埋めよう。 仮面武闘会ではいくらあっても困らない。 なお、コロシアム入り口の隣に女神像が設置された。ここでセーブできる。 グロッタの教会は下層の一番奥にあるため、確かに行き来するのが面倒ではある。 仮面武闘会の対戦形式はタッグマッチ。ただし相棒は開会式での抽選で決まる。 一行からはリーフとカミュが参加・・・と思いきや、後にシルビアも参戦していることが判明。 3DS版ではすぐわかるが、Switch版では当たる時までわからないような演出になっている。 ここはあえて3DS版の画面写真を。2周目で撮ったものだ。 やはり人物はこのくらいのデフォルメ感がちょうどいいね。セーニャかわいい・w・ さらに、街の外に出て仲間と話すと。 ベロニカ:武闘会の試合中もしリーフが危なくなったら、このあたしが相手に攻撃魔法をかましてあげるからね! もちろん反則ではあるのだが、それでもこう思わざるを得ない。2人ともヒロインとして優秀だと。 カミュはミスター・ハンと組むが、1回戦でロウ&マルティナにあっけなく敗れる。 というより、マルティナと2on1で戦って負けた。 かなり後の話だが、カミュがこの時の敗因は油断だと語る。 しかし、本気を出しても現在Lv13のカミュがこのマルティナに勝てるとは思えない。 試合後、カミュとベロニカがこのことで口ゲンカしている。いつものことだ。 ベロニカ:ホントは見とれてたんじゃないの?あの人すごいセクシーだったし・・・ 事実、マルティナのスタイルのよさは相当なもの。本来のベロニカに戻ってもまだ遠く及ばない。 リーフ&ハンフリーの最初の相手は、ガレムソン&ベロリンマン。 ベロリンマンの方だけDQ4にもいたが、モンスターだった当時と違い今回は人間だ。 というより、筋肉男にベロリンマンの顔を移してきた感じ。 1回戦からかなりの強敵。ガレムソンは65ダメージの痛恨を頻繁に使ってくる。 通常攻撃なら10程度しか受けないが、この痛恨のせいでいきなり負ける危険が大きい。 ベロリンマンはDQ4と同じく分身し、手数で攻める。 さらに、連携ダブルヒッププレスも使用。こちらは全体に50。 2人ともゾーンに入ったら防御したいが、Switch版の場合は間に合わない可能性もある。 PS4/Switch版で難しくなった要素だ。 痛恨を警戒して、ガレムソンから狙うべき。ベロリンマンは一発は持っていない。 6回のうち5回の痛恨がハンフリーに飛んできたおかげで、1回目で勝利できた。 以降も防御を優先したいバトルが続くので、ここは片手剣+盾の方が有利だろう。 むしろ、このエピソードを終えてからが両手剣の本領発揮である。 ハンフリーはかなり強く、炎の爪二刀流で2回攻撃する。 炎の爪使用(メラミ)、タイガークロー、ウィングブロウの他、リーフに上薬草を使ってくれる。 ただ前者2つはあまり使ってくれない。 偏向性ランダムで、上薬草が優先行動というパターンだろう。 ぶっちゃけた話、攻撃は彼に任せてリーフは防御しまくる方が勝てるかもしれない。 やはりLv13で来てしまったのは無茶だったか・・・。 おそらく、ここでの到達Lvは19前後だろう。 予選の残り試合はスキップされ、宿休憩の後で決勝トーナメントに進む。 続いては、ビビアン&サイデリアとの対戦だ。 ここから連戦になるので、持てるだけの上薬草を持って挑もう。 DQ4と同じく、ビビアンは呪文使い。メラミ、ギラ、ベギラマ、ベホイミを持つ。 メラミやベギラマは非常に強力だ。 サイデリアは火炎斬りを使用。一撃で35ダメージほど。 投げキッスは確認した限りでは成功率100%。なんてことだ。 メラミと火炎斬りのコンボは、まともに受ければ70ダメージ以上の威力だ。 正面からの突破は無理と判断し、回復と防御でひたすらしのぐ。 実は、ビビアンのMPは有限。切れてしまえば怖くはない。 ここで2敗したが、リーフが倒された場合 ハンフリーが引き分けに持ち込んで再試合となる。なんて実力だ。 控室には、あらくれ神父もいる。必要に応じセーブ&ロードも駆使しよう。 アイテムを使いまくって負けたらリセットで。 *:信じる者は救われるってな。神父もやってるオレさまに何か用かい? 体格は全然似ていないのだが、その語り口はどこぞの女子小学生バンドが住んでいる孤児院のマスターを思わせる。 準決勝は、マスク・ザ・ハンサム&レディ・マッシブと当たる。 どこからどう見てもシルビアではないか。 3DS版と異なり、Switch版では彼が参戦することはここまではあまり明確に描写されてはいなかった。 パーティに加わった時から、シルビアは思っていただろう。リーフと一度戦ってみたいと。 レディ・マッシブの持ち技は、火吹き芸とミラクルソード。 一方、マスク・ザ・ハンサムはブーメランの二刀流だ。 3DS版では短剣を装備して2回攻撃だったが、そこは機種で異なる。 シャインスコールとデュアルカッターを持っている。 ここも防御を重視し、ハンフリーの攻撃で攻める。 幸いにして強烈な一撃は無い。 そして、決勝戦はロウ&マルティナと対戦する。 DQ4と異なり、この決勝戦もしっかり戦って勝たなければならない。 強敵だが、2人とも完全ローテなので読み切れば攻撃する隙も作れる。 マルティナは「攻撃→真空蹴り→様子を見る→ムーンサルト→攻撃→足払い」。 ロウは「様子を見る→ドルマ→ベホイミ→ラリホー→ヒャダルコ→ベホイミ」で、必要無い時はベホイミを飛ばす。 やはりMPは有限なので、切れるまでは防御を重視しよう。 隙を突いて決定打を与え、この激戦に勝利する。 リーフ&ハンフリーが優勝! しかし、表彰式は延期となる。 11:41 リーフ:Lv14 カミュ:Lv13 ベロニカ:Lv15 セーニャ:Lv14 シルビア:Lv16 9/27(Part4) 夜、噂になっていた闘士行方不明事件が発生。 マルティナとハンフリーがいなくなった。 ロウがリーフ達のもとを訪れ、協力を頼んでくる。 時を同じくして、孤児院の地下に洞窟の入り口が現れた。 これは100%絶対にあやしい。 ろくに人も通らない洞窟だからか、あちこちクモの糸が張っている。 道も入り組んでいるので、こまめにマップを見ながら進行方向を決めよう。 さらに敵シンボルをよく見れば、ノーバトルで進むことは可能だ。 NPCのロウは、もちろん戦闘に加わってくれる。 ベホイミ、キアリー、キアラル、ザオラルを使用。いずれも役立つ呪文だ。 HPとMPが減らないというNPCの特権は、ここのボス戦で大きな戦力になる。 注意点として、ここで今作初のひとくいばこが出現。 初手ザキがカミュに決まり、痛恨の134ダメージはシルビアすら一撃KOする威力だ。 攻撃呪文を全力で集中して仕留める。スキルの種を入手。 一通り探索したら、リレミトで帰還する。 回復とセーブの他に、街の外で一度だけバトルを行う。 この次のボス戦、リーフとセーニャは開幕で連携を使いたい。 あらかじめゾーンに入っておけば、それが可能だ。 これを維持するため、ボス戦に挑む時は必ずノーバトルで道中を踏破しよう。 マルティナが連れていかれたのはわざと。犯人がハンフリーであることを突き止めるために。 ホムラの里の時と同じく、ここでも目的は力を手に入れるため。 準決勝以降、ハンフリーが試合前に飲んでいたのは闘士から抽出したエキス。要するにドーピングだ。 とはいえ副作用もあるようで、ここでは彼とは戦わない。 代わりに、親玉の巨大クモ・アラクラトロとバトル! 第1部を代表する難敵との対決が、ついに来た。 完全2回行動というだけでも、この時点では相当だ。 見たところだとパターンはランダムらしい。 過去作の2回ランダム行動のボスの例に漏れず、通常攻撃以外は1ターンに同じ特技2回は使わない。 持ち技は通常攻撃の他に、死グモのトゲ、クモの糸(全体に1回休み)、メダパニーマだ。 死グモのトゲは通常攻撃とほぼ同威力の全体攻撃+ルカナン。 ダメージは30~40といったところか。 NPCのロウが持つベホイミを除き、回復手段がホイミと上薬草しかないこの段階で これだけの全体攻撃は脅威と言うしかない。 初回プレイの時は、ジバリアで少しずつ削りながら ロウの回復呪文を頼りに防御を固めに固めて倒した。動けるのはカミュだけだった。 超がつくほど泥臭い勝ち方だったが、勝てばいいのだよ。 だが、同じことは繰り返さない。今回は対策を用意してきた。 リーフとセーニャの連携、聖なる祈りだ。 全員にスカラの効果、加えて呪文の回復力も上げる。 死グモのトゲは物理攻撃なので、これを使えば被ダメージを3分の1くらいまで減らせる。 ルカナン効果で相殺されるためずっとは持たないが、開幕に使うだけでも大幅に戦線が安定するはずだ。 防御が安定すれば、攻撃するチャンスも作れる。 開幕強化からの盤面を維持できている間に、半分ほど削れるだろう。 その後で、もう1度聖なる祈りを使えるか・・・そこが問題。 防戦一方になっても仕方ないので、ひたすら粘って2人がゾーンに入るのを待つ。 使う機会があれば、カミュは火炎陣を仕込みたい。 アラクラトロは炎属性に弱く、1回で合計140ダメージほど稼げる。 敵には2種類の行動封じもあるので、不利な盤面を引く前に終わらせたいが この戦術では長期戦は避けられない。ここは運任せだ。 しかし、それでも言える。Lv14でも勝てると。 翌日、延期されていた表彰式が行われる。 と思ったら、ここでリーフとハンフリーの一騎打ちに! 表彰式は場が温まっている時にやるものだ、と。 ところがハンフリーはリーフに勝ちを譲るつもりか、攻撃を全く当ててこない。 そのため必ず勝てる。 だがその間に、虹色の枝はロウ&マルティナが盗み出していた。 ユグノア城跡で待つ、との手紙を残して。 13:06 リーフ:Lv15 カミュ:Lv14 ベロニカ:Lv16 セーニャ:Lv15 シルビア:Lv16 9/28(Part1) グロッタから南西に、ユグノア城はあった。今では城跡が残るのみである。 井戸の隣にいるのは、今作では初のしゃべるスライム。3DS版にはいなかった。 DQシリーズにおいて、敵対しないスライムも数限りなく登場したが 言葉を話せるか話せないかは個体による。 ロウ&マルティナがユグノア城跡を待ち合わせ場所に指定したのは、もちろん理由がある。 リーフの生まれ故郷であるここで、重要な話をしたいから。 世界最古の歴史を持つこの国は、16年前に一夜にして壊滅した。 国王夫妻はその時に・・・。 ロウから見ると娘夫婦だ。つまり、彼はリーフの実の祖父。 もちろん、あの日から1度も会っていなかった。 相棒として旅をしてきたマルティナは、魔物襲来に巻きこまれたとされるデルカダールの姫。 あの夜、王妃エレノアからリーフを任されたが まだ小さな子供だったマルティナには守りきれなかった。 それから16年間、2人はずっと旅を続けてきたのだ。 このエピソードでは、強制バトルは無い。 グレイグ率いるデルカダール軍が現れるが、戦うのはイベントシーンのみだ。 短時間だけ、リーフとマルティナの2人だけで行動する。 この時のマルティナはNPC扱いだ。 3DS版ではノーバトルで仲間と合流するが、今回は敵シンボルが出現。 やろうと思えば、2人だけで戦うこともできる。 仲間と合流し、ロウとマルティナが正式加入。 Lv23スタートという、圧倒的な実力だ。 ステータスもHPが特に高い。マルティナのMHPは214。パーティ最下位のベロニカは74、トリプルスコアである。 ロウも後衛のはずなのにMHP164。DQ7までであれば終盤でやっと実現できる数値だ。 CVは、マルティナは小清水亜美さん。他作品で会ったことはない。 ロウは麦人さん。似たような役として、ローエン(ToX)が挙げられる。 他にはドラクマ(EAL)も思い浮かぶが、年齢はともかく性格は全く異なる。 ホムラの里で情報を聞いてから、散々探し回った虹色の枝。 目の前に現れた映像からは、命の大樹への行き方が読み取れた。 6つのオーブを集め、始祖の森の祭壇に納めれば道が開ける。 オーブはDQ3と同じ6色だ。 カミュとともにデルカダール神殿から回収したレッドと 仮面武闘会の準優勝の賞品として、ロウ&マルティナが入手したイエローはすでに一行の手にある。 集めるべきオーブは、残り4つ。 ロウの提案で、ダーハルーネから北西にあるソルティコの町へ向かう。 水門を通れば外海に出られる。 クリアしているクエストを報告して報酬をもらったら、船で移動だ。 ソルティアナ海岸から陸の方に上がった高台には、毎度おなじみスライムナイトがいる。 上のナイトは乗っているのか体の一部なのか、いろいろな説がある。 今作ではとりあえず分離はするようだ。 フィールド上では、スライムと追いかけっこしている。見てるだけで気分が落ち着く。 Switch版では、なんとこのグリーンスライムに乗ることができる。 なんだかこのスライム、いつもよりさらに大きく笑っているような。 見ての通り、ナイトはスライムにつかまって同行する。 剣を振ることができるが、移動の面で特殊能力があるのかは不明。 なお、しばりプレイによって スライムナイトを仕留めても、ロウとマルティナは経験値を得られない。 今後も弱いモンスターと戦うと、こういうことがあるだろう。 ソルティコで必ずやることは、領主邸で水門を開けてもらうこと。 3DS版でもなかなかの豪邸だったが、Switch版ではさらにグレードアップしている。 用が済んだらすぐ出発してもいいのだが、その前に町を一巡りしよう。 まず、この町にはカジノがある。 DQでカジノは4以降すっかり定番になったが、本格的にやったことはあまりない。 仲間会話がソルティコの町中とは異なる上、これから何度か入れ替わるので ストーリーが進んだらまた足を運ぶといい。 もうひとつの注目は、リゾートホテル。 北の山間にあるという、メダル女学園が経営しているらしい。 1人1泊50Gと高いが、初回に限り小さなメダルが1枚もらえる。 宿の受付は、しゃべるスライムだ。3DS版ではこちらが今作の1号となる。 さらに、DQ3以降毎度おなじみとなった 小さなメダルと景品の引き換えも受け付けている。 ただし、ここで対応してくれるのはメダル20枚まで。 それ以上は学園の方に出向かなければならない。 ここで話が飛ぶが、皆さんは「勇者をダメにするスライムクッション」をご存知だろうか。 見ての通り、やわらかそうで気持ちいいスライムのようだ。 もしロトゼタシアにこのクッションがあるなら、このリゾートホテルが最有力だろう。 14:34 リーフ:Lv15 カミュ:Lv14 ベロニカ:Lv16 セーニャ:Lv15 シルビア:Lv16 ロウ:Lv23 マルティナ:Lv23 9/28(Part2) 水門を通れば、外海に出る。 出現モンスターも入れ替わるところだ。ヒャダルコ使いのマーマンダインに注意したい。 いきなり霧が出て、船は白の入り江に迷い込む。 そこで出会ったのは、なんと人魚。名はロミアという。 人間の漁師と恋に落ちた人魚・・・DQ6を思わせる。 DQ6のBGMがいくつか使われるエピソードだ。 パーティ内ではベロニカとマルティナを中心に話が進む。 ここで、ロミアの頼みを断ろうとすると・・・ マルティナ:ごめんなさい、急に身体を動かしたくなったわ。それじゃあ、もう一度聞くわね? ハイキックの寸止めを入れられる。これも無限ループだ。 3DS版のみ、びっくりしているベロニカが後ろにいる。 漁師の名はキナイといい、ナギムナー村の出身。 ホムラの里から近いが、陸側が山に囲まれているため海路でしか行けない。 DQ6のペスカニを思わせる漁村だ。 キナイは確かにここの漁師だが、今は魔物退治に出ていて不在。 強敵とあらば、加勢に行く方がよさそうだ。 小さな村だが、施設は一通りある。 トレジャーハントしてみると、ピンクパールを発見。 これがこの村の名産だとシルビアが話すと、狙い通りベロニカとセーニャが食いついてくる。 DQ6でもペスカニの特産品として売られていたが、今回は素材扱い。 鍛冶でアクセサリー作りをせがまれそうだ。 しかし気になるのは、この村に伝わる人魚の伝承。 嵐に巻き込まれたある漁師に、こう言ったという。 「生きたいならば、魂おくれ」 ここだけDQ7を思わせるホラーだった。「そこにあったのか」に似ている。 この世界の人魚は本当に悪魔なのか、果たして・・・? 今回のターゲットとなる化け物イカとは、ダーハルーネで会ったクラーゴンだ。 こちらも当時よりは強くなったとはいえ、それでも強敵だろう。 ありがたいことに、村のばあさんから大砲を貸してもらえる。 弾は入ってないが、クラーゴンは大砲の音に弱い。 初回プレイ時はこれに気づかず、無謀なバトルを挑んで4敗したものだ。 クラーゴンがいるのは、ナギムナー村から西。 地図の端を超えずに来た場合、村に来る前に通っているだろう。 3DS版では4回ほどバトルが発生する距離だが、今回は1度で済んだ。 出現地点に近づくと、いきなり上から船が降ってくる。 直前の、村の漁師たちの言葉もはっきり聞けるようになっている。上だ。 大砲を持っている場合、クラーゴンは開幕で混乱する上に攻撃力と守備力が下がる。 この隙にスカラを回せば、かなり有利に戦える。 さらに、ロウが持ついやしの雨も使う。全員にHP自動回復の効果だ。今後もボス戦で役立つ。 つまり、バトルメンバーはリーフ、マルティナ、ロウ、セーニャとなる。 甘い息で複数人が寝た時は、ザメハを持つカミュを投入する。 Switch版の場合、入れ替えも個人コマンドを入れる時に行えるが バトルに加わった仲間は次のターンに入らないと行動できない。 まだ行動していないメンバーを引っ込めると1手分損するので、注意したい。 画面右下のウィンドウの、背景に黒い枠があるなら行動が残っているということ。 3DS版とは異なる、この新しい入れ替えルールをどう戦術に組み込むか・・・今ちょうど研究中だ。 使いこなさずして、これからの長旅を乗り切るのは難しいだろう。 クラーゴンは本体と同時に、2本の足も出現して独自に攻撃を行う。 しかも、倒されると3回まで補充を行う。3DS版と異なり、片方が残っていても再生することがある。 両足が残っていると、全体30ダメージに1回休みの船を揺らす攻撃を使用。 これでこちらの手数が減るときついので、面倒でも足は仕留めておく。 あとは、全体50ダメージの氷の息も要注意だ。 6回攻撃ばくれつけんもあるが、スカラを回せていれば怖くはない。 チャンスがあれば、3人連携・妖精たちのポルカを使おう。 全員の攻撃力と守備力が2段階上昇、さらにHPMP自動回復がつく。 大幅に戦線を維持しやすくなり、攻撃面も目に見えて強化されるため 3DS版では最も多く使った連携のひとつだ。 ただこれが無い場合、攻撃に苦労する。 槍を装備しているマルティナ以外、武器でまともなダメージを通せない。 特にリーフは火炎斬りでも12ダメージだ。メラなら20は入る。 Lv16にもなって、火炎斬りがメラに負けるなんてorz その夜、村では宴が開かれる。祝宴のBGMは、DQ6より「フォークダンス」。 ベロニカとマルティナ以外の仲間は村の各所にいる。 それはセーニャが上品でかわいいからです・w・ この台詞の通り、本人は気づいていない。 なお3DS版では椅子が用意されておらず、桟橋の上に足を崩して座っている。 キナイとも会うが、ここから話は予想外の方向に。 ロミアの恋人であるキナイは、今この村にいるキナイの祖父――キナイ・ユキだという。 村人との婚約を破り、ロミアと結婚しようとしたキナイ・ユキは村外れに閉じ込められ その後2人が出会うことは無かった。 しかもかつての婚約者が海で行方不明になり、村では人魚の呪いとされた・・・。 さて、ロミアに真実を言うべきかどうか? 仲間達の会話にも注目したい。カミュは自分なら言うとの意見だ。 セーニャはとても言えそうにない、けど自分がロミアだったら聞きたいと言う。 恋心は時に大砲より危険という台詞は、シルビアから。 最終的にどうするかは選択肢次第となる。決めた・・・真実を言う。 この物語を、最後まで見届けよう。 全てが終わった後、白の入り江に宝箱が置かれている。 入っているのは、DQ6以来の登場となるマーメイドハープだ。 DQ6と異なり、海底のマップは無い。 その代わり、海上に何か所か潜れるポイントがある。そこでマーメイドハープを使う。 バンデルフォン大陸から南の海域に、海底王国ムウレアに通じる光の柱がある。 女王セレンは地上で何が起きたかを知っており、グリーンオーブをくれる。 この海底王国では、DQ6出身の名曲「精霊の冠」が使われる。 一通り回ったが、武器防具屋は店主と言葉が通じないため買い物できない。 さて、次の冒険を始めよう。 17:21 リーフ:Lv17 カミュ:Lv17 ベロニカ:Lv18 セーニャ:Lv17 シルビア:Lv18 ロウ:Lv24 マルティナ:Lv24 9/28(Part3) 白の入り江から北東、ソルティコから陸地を回り込んで北の海域にも光の柱がある。 これは海底を経由して、別の場所へ移動するワープポイントだ。 メダチャット地方に通じている。 新たな土地で、新たな冒険の気配を感じる。 セーニャ:もしかしたら私、根っからの冒険好きなのかもしれませんわ いいね、セーニャとは気が合いそうだ。 このメダチャット地方で、訪れるべき場所は3つ。 かなり移動距離が長いので、いつも以上に余計なバトルは回避しよう。 スライムを見かけたが、こんな時期に出るスライムはあやしい。 合体すると思っていいだろう。 まずは、北に進んでメダル女学園に向かう。 毎度おなじみメダル王の居城だ。今回は学校だけど。 メダルを集めることで世界を知り、素敵なレディになるための知性と教養を身につける、という教育方針らしい。 BGMはなんと、DQ5より「王宮のトランペット」。歴代の城BGMでも、特にたくさん聴いた1曲だろう。 ここの校長が今回のメダル王。リーフを学園の客員生徒として受け入れ、いつものようにメダルを景品と交換してくれる。 現時点で集めたメダルは21枚だ。 生徒はもちろん女子、あるいは♀のモンスターのみ。 スライムやリップスなどがいる。 この高速で飛び跳ねるスライム、3DSではブレて撮影できなかったのだが Switchではこの通りカメラに収めることができた。 図書館や購買もあるので要チェック。 他の部屋にも本棚があり、「愛羅武勇が聞こえない」という小説が見つかる。 ボイスドラマで見かけた気がするタイトルだが、この本3DS版にあったっけ? また、学生寮には空き部屋があるらしく宿泊できる。 ――なんだけど、夜の学校に幽霊が出るという噂が。 そういうのに弱い人に限って出くわすのがお約束だ。 このパーティだと、その役が回ってきそうなのはベロニカだろう。 一見すると幽霊とか苦手そうなセーニャだが、実はそうしたものが大好きらしい。 その逆と考えると・・・おそらくベロニカは幽霊に耐性が無い。 クエストもいくつか発生。かつての卒業生が校庭に埋めた宝箱、その主はデルカダール王と結婚したという。 間違いなく、マルティナの母親だろう。在学中は副校長グレースの親友だったという。 もう必要無いからと、入っていた思い出のリボンをくれる。当然マルティナしか装備できない。 ターンごとにMPを3回復する効果を持つ。打ち直して+3にすれば、回復量は6に伸びる。 MPの低いマルティナには相当ありがたい効果だ。最後まで使える一品。 また、追憶の樹でイベントシーンのリプレイが可能。 プレイ記録を書いている身からすると非常にありがたい。 セーブデータの枠には今のところ余裕があるので、時々ここに立ち寄ってセーブ作っておこう。 忘れちゃならないのが、メダル女学園の制服だ。 聞いたところだと、有名デザイナーであるカルバン・ジャンポルテのデザインらしい。 DQ6にも同名の大富豪がいた。 もちろん女性専用だが、3人とも着ることができる。 そして、ちょうど3着入手可能だ。 条件は「メダルを25枚集める」「メダ女新聞のクエストをクリア」「学園内の宝箱から入手(要・魔法の鍵)」。 いずれも第1部のうちにクリアできる。 実際に着てみると、こんな感じ。同じ制服でも、印象は三者三様だ。 メダル女学園では、シルバーオーブに関する情報を得た。 ここから東にある、怪鳥の幽谷だ。 入り口にキャンプがある、それほど広くはないダンジョン。 パールモービルとエビルドライブ、2種類のモンスター乗り物に乗って進む。 空中から飛んでくるヘルコンドルに注意しながら進もう。 シルバーオーブを盗み出した、ごくらくちょうがここのボスだ。ヘルコンドル2体を連れている。 攻撃力180から時々2回行動はかなり強烈。わしづかみは恒例の強化攻撃、他にベギラマとベホマラーを使う。 ヘルコンドルもベホイミを持つため、攻撃力が低いときつい。 攻撃の中心はマルティナだ。今作のムーンサルトは単体攻撃で、飛行系に2.5倍撃を与える。余裕で3桁に届く。 シルビアのバイシオンで、さらに威力を高めてやろう。 ロウが回復、セーニャは回復に加えてスカラで防御を固める役だ。 あとの仲間は臨機応変に動く。勝つには問題ない。 ちなみに、ムーンサルトは格闘スキルの特技だが素手でなくても使える。 というより、マルティナが使用する格闘技は足技ばかりなので いずれも武器を装備しながら使うことができるというわけだ。しかも武器の攻撃力も乗る。 そのため、今作の格闘は武器ではなく固有スキル扱いと考えていい。 19:16 リーフ:Lv19 カミュ:Lv19 ベロニカ:Lv20 セーニャ:Lv19 シルビア:Lv20 ロウ:Lv24 マルティナ:Lv24 9/28(Part4) メダチャット地方第3の目的地は、プチャラオ村。 もとは小さな村だったが、数年前に見つかった壁画目当てに観光客が多く訪れる。 活気を反映して、BGMはDQ8の「対話」だ。 このエピソードでは、シルビアとセーニャの出番が多い・・・ような気がする。 壁画があるのは、村の奥の遺跡だ。 長い階段を登って降りてで、たどり着くまででも大変。 ということで、年少組だけで見に行く。 聞いた通り、美女が描かれた壁画だ。 首から鍵を下げているのだが・・・これ、魔法の鍵か? ・・・と思ったら変な音が。 カミュ:おいおいベロニカ、派手に腹なんか鳴らしてお前そんなにハラペコなのか? ベロニカ:あんたこそさっきから何よ、壁画の美女なんかに見とれちゃってさ! カミュ:やれやれ、これだからお子様は・・・ ベロニカ:お子様じゃないっ! カミュ:あんまり怒ると、また腹が鳴っちまうぞ? ベロニカ:だから鳴ってないってば! カミュ:大体オレは壁画なんかに見とれてねえ ベロニカ:いーや、見とれてましたーっ! 最初の2行以外はウィンドウには出ず、ボイスのみ。もちろんSwitch版で追加された。 ケンカするほど仲がいいとはよく言ったものだ。 直後、観光客が5人ほど現れリーフ達は押しのけられる。 それに前後して、迷子を1人見かける。メルという。 両親を探してみるも手掛かり無し。 翌日、今度は全員で壁画を見に行く・・・が、なんか昨日と違う。 カミュ:なぁ、変なこと言うようだが・・・ここに描かれてるヤツら、なんとなく昨日の連中に似てないか? まさか、壁画に吸収された? ・・・そのまさかだった。 メルはその小さな外見と巧みな言葉で人々を壁画に誘導し、片っ端から吸収していたのだ。 そうとわかった以上、仕留めるしかない。 決着は、壁画の向こうの世界で。 絵画が別世界につながっているのは、DQ7のリートルードが由来か。 写真を2枚。こんな大きな宝箱、明らかにあやしい。 正体を言うと、ギガ・ひとくいばこである。 2回行動の上に、170ダメージの痛恨を放つ超強敵。自信がなければ回避する方がいい。 2枚目は、道の先に並ぶパペットマン10体。 インパクトがある光景だが、中央をダッシュで突っ切れば問題ない。 だが、PS4版ではダッシュが無かったらしいね・・・。 もしかして、PS4版は3DSよりもSwitchよりも、敵シンボル回避が難しいのか? ボス前に、3DS版には無かった女神像がある。回復とセーブが可能。 この後出現するボスは強いため、救済措置として追加されたのだろう。 最深部に到達すると、メルが正体を表す。メルトアという巨大な悪魔だ。 人々を絵画に吸収する魔力は、ウルノーガから与えられたらしい。 アラクラトロと双璧を成す、第1部の強ボスだ。 完全2回行動を行い、パターンは3段階ローテ。 「通常攻撃or触手」、「魅了or特技封印」、「デコピンorレーザー」を繰り返す。 通常攻撃と触手は単体に50ダメージで、後者はHP吸収効果がつく。 デコピンは確定で痛恨になり130、レーザーは全体に60。 3n+2ターン目では、この2択に続いて攻撃が来るので 防御しなかった場合は誰かが3桁ダメージをもらうこととなる。 魅了とは、調べたところDQ10初出の状態異常らしい。 混乱に似ているが、それに加えて味方側の全体攻撃に巻きこまれる。 これでジバリアなど使ったら、例え魅了が治ってもダメージを受け続ける。要注意。 守備力も高く耐性にも優れ、攻守ともに隙がない強敵だ。 強敵と戦う時ほど、防御が重要になる。3DS版やFF10-2など、ここ数年で得たRPGの兵法だ。 前述した3n+2ターン目は、前衛はできれば防御。状況次第ではその次もだ。 3n+1ターン目が攻撃がゆるいので、そこで攻撃なり補助なりしよう。 バトルメンバーはHPを重視し、リーフ、マルティナ、シルビア、ロウ。 ここは年長組のがんばりどころだ。 シルビアはマルティナにバイシオンをかけ、ツッコミで魅了の解除もする。 リーフのHPだとデコピン1発をなんとか耐える程度なので、無理に攻撃せず防御にあたろう。 長期戦に備え、MPの回復手段も必要だ。 事前にベロニカとセーニャがゾーンに入っていれば、必要な時にラムダの祈りを発動して シルビアとロウにMP自動回復をつけられる。 3n+2ターン目を避けて投入しよう。 この難関を突破すれば、ついに魔法の鍵が手に入る。 各地でいろいろなアイテムが入手できるので、次に進む前に一通り巡回しよう。 また、バンデルフォン城跡ではパープルオーブが手に入る。 21:04 リーフ:Lv20 カミュ:Lv20 ベロニカ:Lv21 セーニャ:Lv20 シルビア:Lv21 ロウ:Lv25 マルティナ:Lv25 9/29(Part1) 残すはブルーオーブのみ。世界地図の北西、クレイモラン王国にある。 シルビアはここには初めて来るらしい。雪を見ての反応が、本州から北海道に引っ越してきた人のようだ。 それにしても寒い。セーニャは平気そうだけど、ベロニカはすごく寒そう。 色以外は同じような服装に見えるが、ベロニカの方が袖が短い。本来ならスカートもミニだ。 城下町は海に面しており、船で直接入ることができる。 ・・・しかし、妙に静かだ。 正門が凍っているので、裏口を探して入る。魔法の鍵が必要だ。 静かな雪国・・・凍りついた・・・? まさか、城下町の住民も全員凍ってる? ・・・前回に続いて、そのまさかだった。 セーニャ:やっぱり私の言った通り、寒いから凍っちゃったんですよ! いくらなんでも寒いだけで凍るなんてことはない、呪いか何かだ。 そう、DQ6のマウントスノーのように。 会話といえば、カミュが何も言わないのも気になる。 これもDQ6と同じとすれば、ここが故郷なのか? 凍ってない人が1人だけいるのも共通。この国の女王、シャールだ。 1年前に即位したが、その矢先にこれだという。 3か月前に現れた魔女によって、城も城下町もこの通り。 城にも入れないので、いずれにせよこの凍った状態を何とかしないことには始まらない。 魔女には手下の野獣がいるとの情報も聞ける。 クレイモランのイベントは、こうして始まった。 先に言っておくと、このエピソードではベロニカが大活躍する。 魔女がいるのはここから東、ミルレアンの森だ。 路面が凍っていて歩きづらいが、3DS版と異なり森の中でモンスター乗り物のルパンガが必要になる箇所は無さそう。 最奥に、魔女の手下である野獣――ムンババがいる。グレイグと1対1で戦っているところだ。 仲間とはぐれているため、リーフが1人で戦うこととなる。 通常攻撃の他、蹴飛ばし、雪玉、ムフォムフォダンス(攻撃力2段階上昇+守備力1段階低下)を持つ。2回行動はしない。 すぐ攻撃力が上がることが多く、一撃で70ダメージ以上与えてくる。 しかし、3DS版と異なり行動順が来てから攻撃か回復か判断できる。 1on1のバトルでは、これだけで大幅に動きやすい。 「後攻→先攻」の形で連続攻撃されることもあるので、ソードガードで回避率を高めるとさらに安定する。 特に問題なく勝利した。 勝利すると魔女が現れ、リーフとグレイグを凍らせる。 グレイグのペンダントに目を留める魔女。「あの方」と同じ? 後でマルティナから聞いたところだと、デルカダール王からの贈り物らしい。 となれば、同じものを持つ人物はかなり絞られる。 そこにベロニカが割り込み、呪文で攻撃を仕掛ける。 魔女は撤退していく。 さっきのペンダントの話で確かめることができたと、グレイグはここではリーフと戦わない。 これで落ち着いたかと思ったら、体が冷え切ったのかリーフが倒れてしまう。 ミルレアンの森を戻り、学者の小屋まで引き返す。 しばらく休んで、また動けるように。 ベロニカが付きっきりで看病してくれたらしい。 あそこまで面倒見がいいのは、セーニャも見たことがないという。 小屋の主・エッケハルトさんとともに一行は近くの古代図書館へ。 4階建ての塔だ。実はこれが今作初の塔となる。 DQ史上でも、塔自体無かったDQ1を除くとここまで遅いのは異例。 あるとすれば最初の塔がバロックタワーだったDQ7くらいか。 内部の仕掛けは3DS版と大きく異なり、スイッチにより外周の壁が回転する。 これを用いて道を作るわけだ。 モンスターも出るが、あまり積極的に向かってこないので回避は難しくない。 ただし、1体だけミミックがいるので要注意。 おなじみザラキとマホトラに加え、160ダメージの痛恨も放つ危険な相手だ。 インパスで回避したいところ。 最上階の小部屋で、魔女について書かれた本はある。 魔女を魔道書に封印するため、魔力を吸収する聖獣を味方につけたという。 しかし、その聖獣・・・さっき倒したムンババでは? さらに言えば、この本にはシャール女王が持っていた本と同じ紋章が描かれている。 そこまで考えて、ベロニカ(とBlack)は何かに気づいた。 というわけで、クレイモラン城下町に直行。シャール女王と話す。 ベロニカ:ねえ・・・もう、お芝居はやめたら? そう、この女王は魔女リーズレットが化けた偽者だ。 さっきベロニカが呪文でつけた傷が残っている。 この場でバトルだ。 完全2回行動、通常攻撃、ヒャダルコ、氷の息で攻撃する他、対象を雪だるまにする単体1ターン休みも持つ。 他に吹雪を起こすことがあり、しばらくの間リーズレットの回避率が上昇、こちらが氷属性で受けるダメージが1.5倍に増える。 この状態での氷の息は、無策だと80ダメージを越える。 重要な点は、まず装備で氷耐性をつけること。 パープルオーブと同時にレシピが手に入った、プリンスローブとプリンセスローブがいい。 全属性耐性の上に、攻撃・回復魔力が上がる素敵装備である。 後衛はもちろん、リーフも呪文メインにしたいので 今後もこうした装備を優先しようと考えている。 マジックバリアや氷の旋律を重ね、もっとダメージを減らせるようにしておこう。 このふたつは全員に有効なので維持しやすい。 次に、攻撃は呪文で行う。吹雪のせいで物理攻撃には期待できない。 炎はもちろん闇にも弱い。デインかベギラマで60、ドルマなら80ダメージを見込める。 今作のベギラマはかなり強く、習得してばかりでもこれだけの威力が出る。 というわけで、リーフ、ロウ、ベロニカ、セーニャを選出する。 攻撃力180と高いが通常攻撃の頻度は低く、ロウを2番目に置いてもそれほど危険は無い。 ベロニカが決定打を与え、エッケハルトさんの呪文で魔女を封印。 入れ替わりに、本物のシャール女王が現れる。 同時に城下町にも平和が戻った。 これが、本来のクレイモランだ。 ・・・ところが、まだ終わっていない。 封印したはずの魔女が、今しがた本から出てきた女王は偽者だと言い出すのだ。 結論から言うと、本の中にいる方が本物。 今度こそリーズレットを仕留めようとするが、他ならぬ女王の頼みで剣を収める一同。 その後、リーズレットは女王の付き人として城に住むこととなる。 ボイスドラマにも出演する、DQ11Sの名コンビだ。 第1部に限り、夜になると酒場にいるのを目撃できる。 おまけ。古代図書館のスライムと2ショットを撮ってみた。 24:13 リーフ:Lv22 カミュ:Lv22 ベロニカ:Lv23 セーニャ:Lv22 シルビア:Lv23 ロウ:Lv26 マルティナ:Lv26 9/29(Part2) シャール女王からブルーオーブを譲り受け、ついに6つのオーブが揃う。 始祖の森から命の大樹へ行く、その時が来た。 道のりはこのクレイモラン王国から、東のゼーランダ山へ向かう。 ダンジョンかと思ったらそれほど長くない。 キラーポッドに乗る必要があるので、1度だけバトルした。 この山の中にも集落がある。 勇者の伝説を伝える地、聖地ラムダだ。ベロニカとセーニャの故郷でもある。 ベロニカ:静かすぎて退屈な場所だけど、ここに来るとやっぱり落ち着くわね・・・ 大きな女神像が置かれた聖地ということで、BGMはDQ8の聖地ゴルドと同じく「大聖堂のある街」。 いたストポータブルでも聴ける名曲だ。 双子の両親にあいさつしに行ってから、大聖堂へ。 ここ聖地ラムダには、かつての初代勇者ローシュの物語が伝えられている。 その仲間の1人、賢者セニカについても初めて知る。 彼女から名前を受け継いだ「双賢の姉妹」ベロニカとセーニャは 勇者を導く使命のままに、ここまでリーフを導いてきた。 勇者が天に選ばれし者なら、賢者は神に選ばれし者・・・か。 準備を済ませたら、大聖堂の奥から始祖の森へ進もう。 普段は誰も立ち入らない禁断の地で、他では見られない植物がたくさん。 2つあるキャンプ地のうち、2つ目はイベント用だ。 必ずここで休むことになる。 明日には、命の大樹とご対面だ。 ずいぶん長い旅をしてきた。気づけばもうプレイ時間で25h近くも。 SFC時代のRPGなら、普通にゲームクリアまでたどり着けるくらいの時間だ。 まあ、こんなレベルで物語が終わるとも思えないが・・・。 まだ行っていない場所や、回収していない伏線も数多く残っている。 運命の時を前に・・・言いたいことはあるだろうけど、言葉になって出てこない。 FF10の「最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ」に似たシーンだ。 あの命の大樹は、葉の1枚1枚がこの世界に生きる人の命と言われる。 葉が芽吹き、散り、また生まれ、ずっと繰り返してきたのだろう。ロトゼタシアができてから、ずっと。 みんなが寝静まった頃、双子だけの会話。 セーニャ:私とお姉さまは、きっと芽吹く時も散る時も同じですよね? そうだと・・・いいな。だけど、それは今であって欲しくはない・・・。 ここから先は、もう魔物も出ない。 祭壇に6つのオーブを捧げると、命の大樹へ通じる虹の道ができる。 OPムービーのラストまで来た。 大樹の魂に込められたもの、それはウルノーガを倒す力――勇者の剣。 もちろん手にできるのはリーフのみ。 この剣で、世界に平和を――。 ・・・寸前で、敵が現れる。デルガダールの軍師・ホメロスだ。 闇の力を身につけ、その表情も邪悪に染まっている。 戦うが、闇のバリアをまとったホメロスにはどんな攻撃も通じない。 DQにおいて、勝てないバトルは過去にも何度かあるが 過剰なレベル上げをすれば勝てる場合もある。 だが、今回も含めて近年はどうやっても勝てないことが多い。 さらにグレイグが現れる。悪の道に入ったホメロスを止めるために。 しかし、ウルノーガが隠れ蓑にしていたのはホメロスではない。デルカダール王だ。 ついに・・・ウルノーガが魔王となる。 リーフから勇者の力を奪うと、勇者の剣を手に入れ魔王の剣に作り替える。 もはや誰にも止めることかなわず、命の大樹は崩壊する――。 ― 第1部 完 ― 2019.09.29 16:29 プレイ時間 25:14 エンカウント 63回 全滅 2回 リーフ:Lv22 カミュ:Lv22 ベロニカ:Lv23 セーニャ:Lv22 シルビア:Lv23 ロウ:Lv26 マルティナ:Lv26 [page.3] |